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本記事の内容
- 会社の昇格試験に落ちた人が辞める決意をした話
- 会社の昇格試験に落ちたらとるべき3つの対処法
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職場の会議室に呼ばれ、昇格試験の通知。結果は、まさかの“不合格”。
「それなりに頑張ってきたはずなのに、納得できない・・。」と悩み、モヤモヤがとれなくなっている方は多いんじゃないでしょうか。
さらに、自分より仕事がデキないと思っていた同僚が「昇格試験に受かった」情報も入ってくると、会社への不信感もいよいよ大きくなってきますよね。
結論、転職を視野に入れて今後のキャリアを考えるべきです。
本記事を読めば、昇格試験に落ちたらとるべき対処法を知り、会社へのモヤモヤを解消して前を向くことができますよ。

前置きはこれくらいにして、さっそく見ていきましょう。
タップできるもくじ
会社の昇格試験に落ちた人が辞める決意をした話
結論から言うと、「このまま頑張っても今勤めている会社で報われない」と判断した人は、資格試験に落ちてからわりとすぐに転職しています。
上記のような人は、昇格できない原因が自分ではなく、会社にあると判断して、転職エージェント経由で企業を紹介してもらうというパターンがほとんどです。
僕の同僚の中でも、昇格試験に落ちて辞めた人は、片手じゃ数えきれません。
僕の会社では、昇格試験が年に1回あります。小論文→面接の順番で、最終過程まで合格した人が晴れて昇格できるというシステムです。一般的な昇格試験と同じですね。
一部上場企業に勤めているため、それなりの数の社員が毎年昇格試験を受けています。
僕の周りで試験に落ちてしまった人は以下のような愚痴をこぼしていました。
- 今までの自分の頑張りは水の泡なのか。
- なぜアイツは受かって、オレは落ちたのか。
- どういう基準で昇格を決めているのか分からない。
昇格試験に落ちてしまうと、上記のようにショックな気持ちや自分を昇格させなかった会社への憤りなど、色んな感情が入り乱れてしまいますよね。
昇格試験に受からずに落ち込んだり、イラついたりするのは当然です。
昇格試験に落ちた人でも能力が高い人はたくさんいます。落ちた理由は、上司や面接官とウマが合わなかったり、会社の昇格基準が合わなかったり。
会社の方が原因で、昇格できない、試験に落ち続けているという人はわりといるものです。
あなたは今の会社に固執しすぎていませんか?
自分自身の会社の評価が低すぎたり、仕事を丸投げされたり、理不尽な対応をされたり。
それはあなた自身ではなく、会社に原因があるかもしれません。
会社の昇格試験に落ちたらとるべき3つ対処法
ここからは、昇格試験に落ちたときの対処法を3つご紹介します。3つとも全て、僕の周りで昇格試験に落ちた人がとった行動です。
- 転職する
- 会社に残って一発奮起する
- 出世に見切りをつける
1つずつ解説していきますね。
転職する
自分を高く評価してくれる会社に転職することは有効な方法です。
僕の親しい先輩のAさんは、昇格試験に1度落ちて、転職しました。社内の評価と自己評価のギャップを埋めきれず、働きながら転職活動を開始。人事評価の基準がハッキリされていて、社員の成果やミスが目に見えるように判断できる仕組みが整っているか面接でヒアリングし、結果的にIT系の営業職に転職しました。
ぶっちゃけ、転職はギャンブルと一緒です。
自分にとって良い会社かどうかは、実際に現場で働いてみないことには掴みづらいのが事実。
ただ、今の会社でうまくいってないのであれば、転職してみる価値はあります。なぜなら、転職をせずに今の会社に居続けても、プラス要因はなく、現状のまま何も変わらないからです。
「もっと早く転職すればよかった」日系大手2社目で働いてみて心底感じた本音。転職組でも結果を出せば新卒組と変わりなく評価されるし、前職の常識が世間の非常識だったことが分かるし、市場価値を意識した仕事選びを積極的にできるようになった。思い立ったら行動あるのみ。攻めの姿勢が大事。
— 雨宮誠 MakotoAmamiya (@amamiya_couple) February 16, 2021
行動をしない限りは、勝手にサラリーマン人生がバラ色になることはないのです。
今の会社でどんなにあなたが頑張っても、昇格試験に合格できないような評価をされている可能性もあります。
正当に評価される会社を見つけるためには、無料の転職エージェントを使うのがおすすめです。直接スカウトされたり、転職のオファーがくる可能性もあります。
>>【厳選】登録して間違いないおすすめ転職サイト・転職エージェントを解説
会社に残って一発奮起する
リベンジしようと会社に残り、次の昇格試験に備えて仕事を奮起できるなら、それが一番です。
僕のかつての上司は、部長への昇格試験の小論文で2度落とされていました。そこから、小論文の勉強を徹底的に行い、3度目の昇格試験に受かっていました。良いか悪いかはさておき、試験が近くなると、業務中に本を開いて勉強していました。
仕事の一発奮起法は以下の通り。
- 悔しい気持ちをバネにする
- 落ちたものは仕方ないと吹っ切る
- 今回の失敗で対策がとれると割り切る
小論文などは、次回の昇格試験で対策がとれるようになります。
面接まで進んだ方は、面接で聞かれた質問や雰囲気などは1度経験しているので、次に活かすこともできますよね。

出世に見切りをつける
試験に落ちたことで、出世に見切りをつけて、この会社では頑張り“すぎない”と線引きしてしまうのも手です。
僕の会社には、出世に見切りをつけて、何が何でも定時で帰ったり、会社の飲み会やゴルフに顔を出さなくなった人はたくさんいます。かえってプライベートが充実して、ストレスフリーになった人たちです。
考えてください。
今のあなたの会社は、以下のどちらでしょうか。
- 頑張った分だけ評価してもらえる
- 頑張っても評価されず昇格できない
この記事を読んでいる方は、後者が圧倒的に多いはずです。頑張っても評価されないのは、不満が溜まる一方です。
出世できなくて見切りをつけるのは決して悪いことではありません。
むしろ出世を諦めるのは、仕事で消耗している人生を変えられる大チャンスです。
僕の周りで出世に見切りをつけて、人生が好転した人はたくさんいます。具体的に下記の記事で説明していますので、ぜひ参考にしてください。
>>【事例あり】出世できないとわかったら、すぐにとるべき3つの行動
まとめ:昇格試験に落ちたときは辞める?対処法を徹底解説!
今回は、昇格試験に落ちた人がとるべき対処法について解説しました。
以下に本記事の内容をまとめます。
- 昇格試験に落ちたことが人生好転するきっかけになる
- 今の会社で働いていてプラスの要因があるのかを考える
- 会社に残るなら、一発奮起を目指すか、出世に見切りをつけるかの2択
昇格試験に落ちたことは、今後のキャリアを考える良いきっかけになります。
今の職場に勤めながら、小論文や論文を勉強して次の昇格試験に備えるのか。
出世に見切りをつけて、会社に搾取されないようなサラリーマン人生に切り替えるのか。
転職して、正当に評価してもらえる会社に就職するのか。
現状のままでは何も変わりませんよ。あなたに合ったキャリアを見つけていきましょう。
今回は以上となります。