この記事のまとめ
2年使用した筆者がパワーブロック(類似品)を徹底レビュー!
使ってみて感じたデメリットは?他の可変式ダンベルと比べてどうなのか?
正規品が10万円を超えて手を出せないという方に向けて、類似品が「安かろう悪かろうなのか?」を徹底解説します!
この記事を書いた人
本記事では、パワーブロック(類似品)を徹底レビューしていきます。
他の可変式ダンベル(ダイヤル式やスクリュー式)との比較もしてみました。
今回レビューするパワーブロックは類似品と言えども、お値段はわりと高いです。メリットやデメリットも書いてますので、ぜひ吟味してみてください。
【レビュー】10万円以上の正規品とは別物ですが、買う価値あり
結論、上記のとおりです。
2年間、かなりの頻度で使っていまして、品質も含めてとても満足しています。
具体的な理由はこれから説明していきますね。
パワーブロック(類似品)の2つのデメリットをレビュー
可変式のダンベルは総じて高いので、失敗は避けたいですよね。
- 重量がポンド形式で読みづらい
- トレーニング時に金属音が鳴る
- 類似品というレッテルがある
それでは見ていきましょう。
重量がポンド表記で読みづらい
重量がポンド形式で書かれているので、手書きなどでkgの重量を補足する必要があります。
最初からkg表記じゃないのはめんどくさいですね。
人によってはポンド表記がかっこいいと思われるかもしれませんが、パッと読みづらいのはたしかです。
トレーニング時に金属音が鳴る
最初のオンザニーの状態(膝の上にダンベルを置いた状態)から持ち上げる時などに、この隙間の金属同士が当たることで「カタカタ」と音が鳴ります。
子どもが寝ている間にトレーニングしたいパパさんは、気になるかもしれません。
類似品というレッテル
本家のパワーブロックは、値段が10万円以上します。昔からあるもので、いわば正規品ですね。
「正規品があるのに、類似品買うのもなぁ」とモヤモヤする方は、正規品を買っちゃいましょう。
パワーブロック(類似品)の3つのメリットをレビュー
使ってて感じた魅力やメリットをそのまま書いていきます。
- 27段階の細かい重量設定でトレーニングの幅が広がる
- 重量変更が超カンタンでストレスフリー
- オンザニーしやすく、高重量を扱える
それぞれ説明していきますね。
27段階の細かい重量設定でトレーニングの幅が広がる
※計7ヵ所ピンを差し込む場所があり、重量を変更できます。
※ダンベル本体の中に約1kgの鉄の棒が2本入っています。
鉄の棒で重量調整もできるので、ピンの差し込みと組み合わせて細かく重量を設定できます。
特に肩トレは、比較的軽い重量でネチネチ追い込むことが多いので、1kgの差でもうまくトレーニングできないこともでてきますよね。
低重量のネチネチ系トレーニングにも対応できるのが、パワーブロックなんですよ。
重量変更が超カンタンでストレスフリー
重量を変えるやり方は後述しますが、上の画像のピンを差し込むだけでかんたんに重量を変えることができます。
すぐに重量を変えることができるので、ドロップセットなど、インターバルなしの高度なセットも組めます。
オンザニーしやすく高重量を扱える
ダンベルの側面が平らで面積が広いため、オンザニー(ダンベルを一時的に膝に置くこと)がしやすいです。
可変式ダンベルの中には、ダンベルの側面が丸っこいものだったり、面積が狭いものもあって、膝に置くととても痛い物もあります。
その点、パワーブロックはダンベルプレスやショルダープレスなど、比較的重い重量でもストレスなく膝に置けてトレーニングできます。
パワーブロックとスクリュー式・ダイヤル式ダンベルを比較
重量を変えるために行う動作は3つに分けることができます。この3つの種類に分けて、ダンベルを比較していきます。
3つの可変種類
可変式種類 | ピン差し込み式 | ダイヤル式 | スクリュー式 |
説明 | ダイヤルにピンを 差し込んで重量変更 |
ダイヤル部分を 回して重量変更 |
シャフトに重りを 付け替えて重量変更 |
比較表
パワーブロック (類似品) |
アジャスタブルダンベル (ONE STEP) |
スクリュー式ダンベル (IROTEC) |
||||
値段 | 36,800円 | 35,400円 | 18,260円 | |||
重量 | 片手41kg | 片手38kg | 片手30kg | |||
重量段階 | 27段階 | 17段階 | 9段階 | |||
可変種類 | ピン差し込み | ダイヤル式 | スクリュー式 |
一番安いのは、スクリュー式ダンベルです。シャフトの重りを付け替える必要があるため、重量変更がマジでめんどくさいのが特徴です。
とにかく安さだけを追求する人
IROTEC製のスクリュー式ダンベル
重量段階のバリュエーションが豊富で、重さもそれなりに扱えるのはパワーブロック(類似品)になります。
利便性と幅広いトレーニングを追求する人
パワーブロック(類似品)
こんな感じにまとまりました。
「とにかく安く可変式ダンベルを揃えてトレーニングしたい!」という方は、IROTEC製のスクリュー式ダンベルにしてみても良いかもしれませんね。
パワーブロックの重量変更手順と使い方
重量変更の手順を以下にまとめました。
カンタンに重量を変更できちゃいますよ。
重量変更のやり方
このピンを使って重量を変更します。
設定したい重量にピンを差し込みます。下になっていくほど、重さが追加されます。
差し込むと、こんな感じです。
すると、ダンベルに重りがついてきて、こんな感じで取り外しができます。
これで好きな重量に変更してトレーニングできます。
ダンベル内部の鉄の棒を取り外す方法
この鉄の棒1kg×2個を取り外します。
※取り外しすることで、細かな重量変更ができます。
ダンベル本体の丸囲みした部分のレバーを中央に合わせます。
すると、このストッパーが
このようにダンベル内部に収まることで、取り外しができるようになります。
こんな感じでダンベルを傾けて外に出すイメージですね。
上記のようにかんたんに重量の変更&鉄の棒の取り外しができちゃいます。
まとめ:パワーブロック(類似品)を徹底レビュー!
パワーブロックを揃えると、トレーニングできる幅がとても広がります。メニューを変えてみたり、いつもより重量を変更してみたりと、とても楽しく汗をかくことができますよ。
筋トレしない時間はスペースをあまり使わないため、家の間取りを変更したりする必要もありません。
リーディングエッジのインクラインベンチのレビュー記事はこちら。
>>【抜群の安定感】リーディングエッジインクラインベンチをレビュー!比較つき!
パワーブロックは家トレに最適なダンベルですよ!ぜひ使ってみてください!
今回は以上となります。